この記事の要点
- 住宅用駐車場(1〜3台程度)のアスファルト舗装は、工期1〜2日が目安です
- アスファルトは高温の状態で敷きならし、冷えると固まる性質のため、表面温度が十分に下がれば当日中〜翌日には車を乗り入れられるのが一般的です
- コンクリート舗装は工期2〜3日に加え、車が乗れるまで一般に1週間前後の養生期間が必要で、ここがアスファルトとの大きな違いです
- 既存舗装の撤去、下地の傷み、雨天(原則中止)などがあると工期は延びます
- 当社は海老名の店舗駐車場で、24台分の砂利敷き駐車場を2日間でアスファルト舗装に改修した実績があります
アスファルト舗装の工期は住宅用で1〜2日が目安
「駐車場の舗装工事は何日かかるのか」「その間、車はどこに置けばいいのか」は、工事を検討する際に最初に気になるポイントです。結論からお伝えすると、住宅用駐車場(1〜3台程度)のアスファルト舗装の工期は1〜2日が目安です。1台分(約12〜15㎡)であれば、下地の状態が良ければ1日で完了することも珍しくありません。
規模別の工期の目安を表にまとめます。あくまで下地の状態や付帯工事の有無で変わる「一般的な目安」としてご覧ください。
| 駐車場の規模 | 面積の目安 | 工期の目安 |
|---|---|---|
| 住宅用1台分 | 約12〜15㎡ | 1日 |
| 住宅用2〜3台分 | 約25〜45㎡ | 1〜2日 |
| 月極・店舗など10〜30台規模 | 約150〜450㎡ | 2〜3日 |
| (参考)コンクリート舗装・住宅用 | 約12〜45㎡ | 2〜3日+養生期間 |
アスファルト舗装の工期が短いのは、工場で加熱されたアスファルト混合物(合材)を敷きならして転圧し、冷えれば固まるという材料の性質によるものです。コンクリートのように化学反応で強度が出るのを何日も待つ必要がなく、施工したその日のうちに使用再開の目処が立ちます。この「使えない期間の短さ」こそ、駐車場でアスファルト舗装が選ばれる大きな理由です。
工事当日の流れと所要時間
住宅用駐車場を1日で舗装する場合、当日はおおむね次のような流れで進みます。
- 朝(準備・下地調整):資材や重機の搬入、路盤(舗装の下の砕石層)の不陸整正(ふりくせいせい=デコボコを直して平らに整えること)と転圧を行います
- 日中(舗装):約140〜160℃に加熱されたアスファルト合材を運び込み、敷きならしてローラーやプレートで転圧します
- 午後〜夕方(仕上げ・冷却):端部の仕上げや清掃を行い、舗装面の温度が下がるのを待ちます
既存の古い舗装を剥がしてやり替える場合は、撤去・積み込み・処分の工程が加わるため、初日に撤去と下地づくり、2日目に舗装という2日構成になるのが一般的です。着工前の現地調査から完成までの全体像は駐車場舗装工事の流れ|着工から完成までの解説記事で詳しく紹介しています。
車はいつから乗れる?養生の考え方
養生(ようじょう)とは、施工した舗装が十分な強さになるまで保護して待つ期間のことです。アスファルトとコンクリートでは、この養生の考え方がまったく異なります。
アスファルトは「冷えれば固まる」から早い
アスファルトは熱いうちは柔らかく、温度が下がるにつれて硬くなります。歩行は施工後数時間で可能になることが多く、車の乗り入れは舗装面の温度が十分に下がってから、一般に当日の夕方〜翌日が目安です。気温の低い冬場は冷えるのが早く、真夏は舗装内部の熱が抜けにくいため、当社では季節と施工時間帯を踏まえて「何時から乗れるか」を現場ごとにお伝えしています。
なお、固まった後でも施工直後の舗装はまだデリケートです。同じ場所での据え切り(車が止まったままハンドルを切る操作)や、バイクのスタンド・脚立の脚のような一点に重さが集中するものは、しばらく避けていただくと表面のキズや凹みを防げます。
コンクリートは「化学反応で固まる」から待ちが必要
一方のコンクリート舗装は、セメントと水の化学反応で時間をかけて強度が出る材料です。工期そのものが2〜3日かかることに加え、車を乗り入れられるまで一般に1週間前後の養生期間が必要とされます。「工事が終わっても駐車場としてすぐ使えない」点は、事前に知っておきたい違いです。両者の特徴の比較はアスファルトとコンクリートの違いを比較した記事をご覧ください。
工期が延びる主なケース
「1〜2日」という目安が延びるのは、主に次のようなケースです。
- 雨天:雨の日の舗装は品質に影響するため、当社では原則中止し日程を振り替えます。梅雨時期や台風シーズンは予備日を見込んでおくと安心です
- 既存舗装の撤去がある:古いアスファルトやコンクリートを剥がして処分する工程が加わり、半日〜1日程度長くなります
- 下地(路盤)の傷みが大きい:地盤が緩んでいたり水はけが悪かったりする場合、砕石の入れ替えや補強に日数を要することがあります
- 付帯工事を同時に行う:区画線(ライン引き)、車止めの設置、側溝の切下げなどを合わせて行う場合は、その分の日程が加わります
- 面積が大きい・形状が複雑:台数の多い月極駐車場や、重機が入りにくい狭小地では施工日数が増えます
正確な工期は、下地の状態を確認しないと判断できません。当社では現地調査のうえで、「何日かかるか」「いつから車に乗れるか」を見積もりと合わせて具体的にお伝えしています。
施工事例:砂利敷き24台分の駐車場を2日間でアスファルト舗装(海老名)
工期のイメージとして、当社が海老名市の店舗駐車場で行った施工事例をご紹介します。詳細は海老名の砂利駐車場をアスファルト舗装に改修した施工事例で写真付きで公開しています。
- 現場:砂利敷きのまま使用されていた店舗の駐車場(24台分)
- 施工内容:既存地盤の不陸整正、砂利の補充による下地づくり、厚さ50mmのアスファルト舗装
- 工期:2日間
店舗の駐車場は、工事中は駐車スペースの利用が制限されるため、工期の短さがそのまま営業への影響の少なさにつながります。この現場では24台分という規模ながら、下地づくりから舗装までを2日間で完了しました。住宅用の1〜3台規模であれば、これよりさらに短い1〜2日で仕上がるイメージを持っていただければと思います。
よくある質問
施工した当日、何時ごろから車に乗れますか?
舗装面の温度がどれだけ早く下がるかで決まります。午前中に舗装が終われば当日の夕方〜夜、午後の施工や真夏の場合は翌朝からのご案内になることが一般的です。現場ごとに「何時から乗れるか」を施工当日にお伝えしますので、それまでは乗り入れをお控えください。
工事中、車はどこに停めればいいですか?
1日施工であれば、当日の朝から夜まで車を移動しておいていただく形になります。近隣のコインパーキングなどをご利用いただくケースが多く、月極駐車場の場合は契約者さまへの事前案内も含めて、工程のご相談が可能です。
雨の予報が出ています。工事はどうなりますか?
雨天は舗装の品質に影響するため、当社では原則中止とし、日程を振り替えます。前日または当日の朝に天候を確認してご連絡しますので、予備日を含めて日程を調整いただけると安心です。
夏と冬で工期や乗れるまでの時間は変わりますか?
工事日数そのものは大きく変わりませんが、乗れるまでの時間は季節の影響を受けます。冬は舗装が早く冷えるため当日中に乗れることが多く、真夏は熱が抜けにくいため翌日までお待ちいただくケースが増えます。
費用はどのくらいかかりますか?
アスファルト舗装の一般的な相場は3,000〜7,000円/㎡程度、当社の参考価格は5,000円/㎡〜です(下地の状態や面積により変動します)。なお2026年は労務単価やアスファルト合材の価格が上昇局面にあり、見積もりが従来より上振れしやすい時期です。面積別の目安や価格が変わる要因は駐車場のアスファルト舗装費用の解説記事で詳しくまとめています。
※㎡単価は一般的な相場観です。約50㎡未満の小規模な工事では、職人の人件費・重機の回送費など面積に比例しない固定費が費用の大半を占めるため、㎡単価では算出できません(車1台分程度でも30万円前後からが目安)。総額はお見積りでご案内します。
対応エリア・無料見積もりのご案内
駐車場舗装工事PRO(株式会社K.Y.S)は、横浜市を中心に神奈川県内および東京都町田市・八王子市で駐車場舗装を手がける自社施工の専門業者です。創業25年、公共の道路舗装で培った技術で、住宅用の1台分から店舗・月極駐車場まで対応しています。「何日かかるか」「いつから車に乗れるか」も含めて、お見積もりは無料で承ります。
お電話(045-301-3949/平日9:00〜17:00)またはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
監修:駐車場舗装工事PRO 代表取締役 阿部幸一(神奈川県知事許可(般-6)第75223号)。創業25年、公共の道路舗装から個人宅の駐車場まで手がける舗装のプロフェッショナル。