横浜市瀬谷区の駐車場舗装専門業者「駐車場舗装工事PRO」(株式会社K.Y.S)です。今回は、海老名市で砂利敷きのまま使われていた店舗駐車場24台分を、2日間でアスファルト舗装に改修した施工事例をご紹介します。「砂利の駐車場を舗装したいが、どんな流れで進むのか」「営業を止めずに工事できるのか」という疑問に、実際の現場をもとにお答えします。
この記事の要点
- 海老名市の店舗駐車場で、砂利敷き24台分を厚さ50mmのアスファルト舗装に改修しました
- 既存地盤の不陸整正(表面の凹凸をならす作業)と砂利の補充で下地を整えてから舗装し、工期は2日間で完了
- 舗装化により、砂利特有の凹凸・飛散・水たまりといった日常の管理負担が解消され、区画線も引ける駐車場になります
- 費用は一般的な相場観でアスファルト舗装3,000〜7,000円/㎡が目安。砂利からの改修は既存舗装の撤去費がかからない分、条件によっては費用を抑えやすくなります
現場の概要
| 場所 | 神奈川県海老名市 |
|---|---|
| 駐車場の種類 | 店舗の駐車場(砂利敷きのまま使用) |
| 規模 | 24台分 |
| 工事内容 | 既存地盤の不陸整正、砂利の補充、厚さ50mmのアスファルト舗装 |
| 工期 | 2日間 |
本記事は、当社の施工事例「海老名の砂利駐車場をアスファルト舗装に|24台分を2日間で施工」をもとに、工程と費用の考え方を詳しく解説するものです。
※㎡単価は一般的な相場観です。約50㎡未満の小規模な工事では、職人の人件費・重機の回送費など面積に比例しない固定費が費用の大半を占めるため、㎡単価では算出できません(車1台分程度でも30万円前後からが目安)。総額はお見積りでご案内します。
ご相談の背景・課題
今回の現場は、砂利敷きのまま使用されていた店舗の駐車場です。砂利敷きは初期費用を抑えられる一方、使い続けるうちに管理面の課題が積み重なりやすい舗装で、一般に次のような悩みが典型的です。
- 車両の出入りで表面に凹凸(不陸)が生じ、雨の日は水たまりやぬかるみができる
- タイヤで砂利が飛散し、定期的な補充やならし作業の手間・費用がかかる
- 区画線(ライン)が引けないため駐車位置が乱れ、台数を有効に使いにくい
アスファルト舗装にすると、こうした日常の管理負担がまとめて解消されます。砂利のまま使い続ける場合との比較は「駐車場を砂利のままにするデメリットとアスファルト化の費用対効果」で詳しく解説しています。また、24台分という規模は月極駐車場でもよく見られる規模です。砂利敷きの月極駐車場を舗装化して貸しやすくしたいオーナー様にも、そのまま参考にしていただける事例です。
砂利駐車場をアスファルト舗装にする施工のポイント
下地づくり:不陸整正と砂利の補充
砂利敷きの駐車場は、車両の出入りによって表面に不陸が生じやすく、そのまま舗装すると仕上がりの平坦性や耐久性に影響します。本工事ではまず既存地盤を不陸整正し、砂利を補充して、舗装を支える土台(路盤)となる下地を整えました。一般に、こうして整えた下地は転圧(締め固め)をしっかり行ってから舗装するのが基本です。当社は公共の道路舗装工事も手がけていますが、舗装の寿命は表面のアスファルトよりも下地の精度で決まるというのが現場の実感です。砂利からの舗装化では、この下地づくりに最も気を使います。
厚さ50mmのアスファルト舗装を2日間で施工
下地を整えたうえで、厚さ50mmのアスファルト舗装を施工しました。アスファルトは施工後の養生時間が比較的短く、早期に駐車場の利用を再開しやすいことが特長です。24台分という規模を2日間で仕上げられたのは、既存舗装の撤去が不要な砂利からの改修だったことに加え、完全自社施工のため職人と重機の段取りを自社内で完結できることが大きな理由です。
営業への影響を最小化する段取り
店舗の駐車場では、工事中に駐車スペースの利用が制限されるため、営業への影響をいかに小さくするかが計画の要になります。基本の対策は、(1)工期そのものを短くすること、(2)定休日や店舗の閑散期に合わせて日程を組むこと、(3)現場の形状によってはエリアを分けて順に施工し、使える区画を残すことの3つです。今回は2日間の短工期により、店舗への影響を最小限に抑えられました。なお、アスファルト舗装は雨天では原則施工できないため、予備日を見込んだ日程調整をおすすめしています。
現場写真



監修者からの一言
この現場でまず決めたのは、既存の砂利をどこまで残すかでした。長年の出入りで締まった砂利は、そのまま舗装を支える路盤として使えます。ただ表面の不陸を残したまま上から被せると厚みが不均一になり、ひび割れやわだち掘れの起点になる。全面撤去ではなく、不陸整正と砂利の補充で下地を作り直す判断をしました。
ここには正直なトレードオフがあります。24台分を2日で一気に仕上げれば停止期間は最短ですが、その間は全面が使えません。エリアを分けて順に施工すれば使える区画は残せる一方、工期は延び、継ぎ目も増えます。どちらが正解というものではなく、店舗の定休日や来店の波、月極なら契約者の車の置き場所によって最適解は変わります。
砂利のままか舗装するかで迷っている方は、規模の大小を問わずご相談ください。数台分でも今回のような規模でも、まず現場を見て条件を確かめるところからです。お見積りは無料で承っています(現地調査は事前に現場の情報をお知らせください)。
駐車場舗装工事PRO 代表取締役 阿部 幸一
費用の考え方
個別案件の受注金額は公開していませんが、砂利駐車場のアスファルト舗装化にかかる費用は、次の考え方で概算できます。
- アスファルト舗装:一般的な相場観で3,000〜7,000円/㎡(当社参考価格は5,000円/㎡〜)。面積や下地の状態で変動します
- 面積の目安:1台分は約12〜15㎡。24台分なら車室だけで約290〜360㎡、車路(通路部分)を含めるとさらに広くなります
- 区画線:1台分のU字ライン5,000〜10,000円が目安
- 車止め(パーキングブロック):1台分2本の設置が目安。10本未満の少数設置では15,000〜20,000円/本(税別)ですが、24台分(48本前後)のようにまとめて設置する場合は5,000〜10,000円/本と単価が下がります
砂利からの改修は、アスファルトの打ち替えで必要になる既存舗装の撤去・処分費(一般に1,000〜2,500円/㎡)がかからない分、同じ面積でも費用を抑えやすい傾向があります。一方で、2026年は設計労務単価やアスファルト合材の価格が上昇局面にあり、見積金額が時期によって変わりやすいため、早めに現地調査を受けて実額を確認するのが確実です。工法別の費用相場の全体像は「駐車場舗装の費用相場を専門業者が解説」を、面積からの概算は「駐車場舗装の概算料金シミュレーター」をご活用ください。月極駐車場として貸し出す場合の看板・区画線まで含めた初期費用は「月極駐車場経営の初期費用|舗装・ライン・看板まで実例で解説」にまとめています。
※概算シミュレーターは広さと施工方法だけで算出する簡易的な目安です。諸経費や現地の条件は含まれていないため、正式なお見積りとは異なります。
よくある質問
今回の現場では、既存の砂利は撤去したのですか?
すべて撤去はしていません。長年使われて締まった砂利は舗装を支える路盤材として活かせることが多く、本事例でも既存地盤を不陸整正したうえで砂利を補充し、下地として活用しました。既存舗装の撤去・処分費がかからない分、費用面でも有利です。ただし、表面の凹凸を残したまま上から舗装すると、舗装の厚さが不均一になってひび割れや、タイヤの通り道が沈む「わだち掘れ」の原因になります。不陸整正と砂利の補充で下地を整え、転圧してから舗装するのが基本です。
工事中、駐車場はまったく使えなくなりますか?
施工範囲は工事中は使用できませんが、影響を抑える方法はあります。最も効果的なのは工期を短くすることで、本事例では24台分を2日間で施工しました。現場の形状によっては、エリアを分けて順番に施工し、使える区画を残す段取りをご提案できる場合もあります。現地調査の際にご相談ください。
舗装が終わってから、どのくらいで車を停められますか?
アスファルト舗装は、加熱して敷きならした舗装材(合材)の温度が下がれば利用を再開できるため、一般に施工当日の夕方〜翌日には開放できるケースが多い舗装です(気温や施工条件により前後します)。コンクリート舗装に比べて養生期間が短いことは、営業中の店舗駐車場や利用者のいる月極駐車場で選ばれやすい理由のひとつです。
対応エリア・無料見積もりのご案内
駐車場舗装工事PRO(株式会社K.Y.S)は、横浜市を中心に神奈川県内と東京都町田市・八王子市の駐車場舗装に対応しており、今回ご紹介した海老名市も対応エリアです。砂利駐車場の舗装化のご相談は、お見積り無料で承ります。お電話(045-301-3949/平日9:00〜17:00)またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。駐車場を複数管理されている不動産管理会社様は法人・管理会社様向け窓口もご利用いただけます。
監修:駐車場舗装工事PRO 代表取締役 阿部幸一(神奈川県知事許可(般-6)第75223号)。創業25年、公共の道路舗装から個人宅の駐車場まで手がける舗装のプロフェッショナル。