この記事の要点
- カラー舗装とは、駐車場の路面を黒以外の色で仕上げる舗装の総称で、景観づくりや区画の見やすさに効果が期待できます。
- 種類は大きく分けて、既存路面に色材を塗る「樹脂系カラー舗装」と、合材そのものを着色する「カラーアスファルト」などがあります。
- 一般的な費用相場は1㎡あたり8,000〜15,000円程度で、通常のアスファルト舗装より高めになる傾向です。
- 店舗の駐車場では、緑や茶色などの路面で明るい印象をつくり、駐車スペースと通路を見分けやすくする目的で選ばれます。
- 横浜の駐車場舗装工事PROは、アスファルト・コンクリート・透水性・カラー舗装まで自社施工で対応し、見積もりは無料です。
カラー舗装とは?駐車場に色をつける舗装の基本
カラー舗装とは、路面を黒以外の色で仕上げる舗装の総称です。一般的なアスファルト舗装の路面は黒色ですが、緑・茶・赤(えんじ)・グレーなどに着色することで、駐車場の見た目や使い勝手を整えることができます。「カラー舗装 駐車場」と検索される背景には、店舗前の駐車場をきれいに見せたい、駐車スペースと歩行者の通路を色で分けたい、といったご要望があります。
カラー舗装は、公園の園路や商業施設のアプローチなど、街なかのさまざまな場所で使われています。駐車場でも、単に車をとめる場所というだけでなく、店舗や住まいの第一印象をつくる要素として色が選ばれています。まずは種類と費用の目安を整理していきましょう。
カラー舗装の主な種類(樹脂系・カラーアスファルトなど)
ひとくちにカラー舗装といっても、着色のしかたによっていくつかの工法に分かれます。代表的なものを整理すると、次のようになります。
樹脂系カラー舗装(表面塗布型)
既存のアスファルトやコンクリートの路面の上から、樹脂系の色材(塗料)を塗って着色する方法です。「トップコート型」とも呼ばれ、比較的短い工期で既存の駐車場を色づけできるのが特長です。表面の色材は年月とともにすり減ったり色あせたりするため、状況に応じて塗り直しなどのメンテナンスが必要になる場合があります。
樹脂系すべり止め舗装(骨材接着型)
樹脂で細かな骨材(自然石やセラミックの粒)を路面に接着する工法で、着色とすべり止めを兼ねられるのが特長です。坂道や出入口など、雨天時のすべりが気になる場所で採用されることがあり、材料費は高めになりやすい傾向です。
カラーアスファルト(顔料・脱色バインダー型)
アスファルト合材そのものに顔料を混ぜたり、通常は黒くなる結合材(バインダー)を明るい色のものに置き換えたりして、合材の段階から着色する方法です。表面塗布型に比べて色が路面全体に入るため、すり減っても色が残りやすく、耐久性の面で有利とされます。新設や打ち替えのタイミングで採用しやすい工法です。
カラーコンクリート・スタンプコンクリート
コンクリート系の舗装を着色したり、型押し(スタンプ)で石畳やレンガ調の模様と色を付けたりする方法です。デザイン性を重視する住宅の駐車スペースで選ばれ、費用や工期はコンクリート寄りになります。
どの工法が適しているかは、既存の路面の状態、色を付けたい範囲、求める耐久性やデザインによって変わります。ベースとなる舗装の選び方で迷う場合は、アスファルト舗装とコンクリート舗装の違いを比較した記事もあわせてご覧いただくと、カラー舗装の工法選びがしやすくなります。
カラー舗装の費用相場(8,000〜15,000円/㎡程度)
カラー舗装の費用は工法や色、範囲、既存路面の状態によって幅がありますが、一般的な相場観としては1㎡あたり8,000〜15,000円程度が目安です。通常のアスファルト舗装と比べると、色材や手間が加わるぶん高くなる傾向にあります。ほかの舗装と並べると、次のようなイメージです。
※㎡単価は一般的な相場観です。約50㎡未満の小規模な工事では、職人の人件費・重機の回送費など面積に比例しない固定費が費用の大半を占めるため、㎡単価では算出できません(車1台分程度でも30万円前後からが目安)。総額はお見積りでご案内します。
| 舗装の種類 | 一般的な相場(1㎡あたり) | 特徴 |
|---|---|---|
| アスファルト舗装 | 3,000〜7,000円 | 費用を抑えやすく工期も短い。路面は黒色が基本。 |
| コンクリート舗装 | 8,000〜13,000円 | 耐久性が高く、明るい灰色の路面。工期は長め。 |
| 透水性舗装 | 6,000〜12,000円 | 雨水を地中へ浸透させ、水はけを重視する舗装。 |
| カラー舗装 | 8,000〜15,000円 | 路面を着色。景観づくりや区画の見分けに有効。 |
| 砂利敷き | 1,500〜3,000円 | 最も安価だが車の乗り入れで砂利が動きやすい。 |
駐車場1台分の広さは、車の大きさや配置にもよりますが、おおむね12〜15㎡が目安です。実際の金額は既存路面の状態や下地処理の要否で大きく変わりますので、上記はあくまで概算の目安としてお考えください。おおよその総額を早く知りたい場合は、面積や工事内容から費用の目安を試算できる概算料金シミュレーターもご利用いただけます。
※概算シミュレーターは広さと施工方法だけで算出する簡易的な目安です。諸経費や現地の条件は含まれていないため、正式なお見積りとは異なります。
なお、駐車場を仕上げる際は舗装だけでなく、区画線(ライン引き)や車止めといった付帯工事も必要になることが多くあります。主な相場は次のとおりです。
| 付帯工事の項目 | 一般的な相場 |
|---|---|
| 区画線(1台分のU字ライン) | 5,000〜10,000円 |
| 白線1本(5m程度の直線) | 3,000〜8,000円 |
| 車止め(パーキングブロック) | 15,000〜20,000円/本(税別・1台分2本が目安)。10本以上のまとめ設置は5,000〜10,000円/本 |
| 既存舗装の撤去・処分 | 1,000〜2,500円/㎡ |
また、2026年は設計労務単価や道路舗装の主材料であるアスファルト合材の価格が上昇局面にあり、見積もりが上振れしやすい時期です。費用の全体像を把握したい方は、駐車場舗装の費用をまとめたガイド記事もあわせてご確認ください。当社では、現地調査のうえで工事内容に応じたお見積もりをご提示しています(当社が参考価格として公開しているのは、アスファルト舗装5,000円/㎡〜・コンクリート舗装8,000円/㎡〜の2つです)。
店舗駐車場でカラー舗装が選ばれる理由(景観・区画視認性)
カラー舗装が特に力を発揮するのが、店舗前の駐車場です。店舗前の駐車場は、来店されるお客様が最初に目にする場所のひとつであり、路面の色は店舗全体の印象づくりにもつながります。カラー舗装に期待できる主な効果は、次の3点です。
- 景観性の向上:黒一色の舗装に比べて明るい印象になり、店舗や周囲の環境になじむ駐車場に仕上げられます。
- 区画・通路の視認性:色分けをすることで駐車スペースや歩行部分が見分けやすくなり、利用される方にも分かりやすい駐車場になります。
- 店舗の印象づくり:路面の色を店舗の雰囲気に合わせることで、外構全体に統一感を持たせられます。
実際に当社では、店舗前の駐車場に緑のカラー舗装を施した施工事例を手掛けています。この現場では、一般的なアスファルト舗装であれば黒色になる路面を緑色に仕上げ、店舗前の駐車スペースを整えました。緑の路面にすることで駐車場全体が明るい印象になり、店舗前のスペースとしての見え方も変わります。色を使い分けることで、利用される方にとっても分かりやすい駐車場になります。
店舗や商業施設、集合住宅など、複数台分の駐車場をまとめて計画したい方は、法人・管理会社向けの相談窓口もご用意しています。区画割りや動線を含めて、駐車場全体のご相談を承ります。
カラー舗装で失敗しないための3つのポイント
カラー舗装は見た目の効果が大きいぶん、事前の確認が仕上がりの満足度につながります。検討時に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
1. 目的に合った工法を選ぶ
「既存の駐車場を手軽に色づけしたい」のか、「新設のタイミングで長持ちする色にしたい」のかで、適した工法は変わります。表面塗布型は工期が短い一方でメンテナンスが必要になりやすく、合材から着色するタイプは色持ちに優れる傾向があります。目的と予算のバランスを踏まえて選ぶことが大切です。
2. 既存路面の状態を確認する
表面に色材を塗るタイプの場合、下地となる既存舗装がひび割れていたり傷んでいたりすると、色材の密着や仕上がりに影響します。ひび割れが目立つ場合は、先に補修や打ち替えが必要になることもあります。現地調査で下地の状態を確認したうえで工法を選ぶと安心です。
3. 色の見え方と経年変化を理解する
屋外の路面は、紫外線や車の走行によって少しずつ色あせやすり減りが進みます。とくに表面塗布型は、年月とともに塗り替えを検討する時期がきます。「施工直後の色がずっと続くわけではない」という点を理解しておくと、後々のギャップを防げます。
よくある質問
カラー舗装はどんな色でもできますか?
工法によって対応できる色の範囲は異なりますが、緑・茶・赤(えんじ)・グレーなど、定番の色を中心に幅広く対応できます。店舗のイメージカラーや周囲の景観に合わせた色選びが可能です。ご希望の色や用途をお聞かせいただければ、工法とあわせてご提案いたします。
既存のアスファルト駐車場に後からカラー舗装できますか?
はい、表面塗布型のカラー舗装であれば、既存のアスファルト路面の上から着色できる場合があります。ただし、下地となる既存舗装の状態によっては補修が必要になることもあります。まずは現地調査で路面の状態を確認させていただき、適した方法をご提案します。
カラー舗装は普通のアスファルトよりどのくらい高くなりますか?
一般的な相場でみると、アスファルト舗装が1㎡あたり3,000〜7,000円程度なのに対し、カラー舗装は8,000〜15,000円程度が目安です。色材や施工の手間が加わるぶん高くなる傾向にあります。実際の金額は工法・色・範囲・下地の状態で変わりますので、現地調査のうえお見積もりをご提示します。
雨の日でも施工できますか?
カラー舗装は路面や色材の状態が仕上がりに影響するため、雨天の場合は原則として施工を中止しています。天候によって工程が前後することがありますので、日程には余裕を持ってご相談いただけますと幸いです。
対応エリア・無料見積もりのご案内
駐車場舗装工事PRO(株式会社K.Y.S)は、横浜市を中心に、神奈川県内および東京都町田市・八王子市で駐車場の舗装工事を承っております。創業25年、公共の道路舗装から店舗・個人宅の駐車場まで、完全自社施工で対応しています。カラー舗装をはじめ、アスファルト・コンクリート・透水性舗装まで幅広くご相談いただけます。
「店舗前の駐車場を明るくしたい」「駐車スペースを色で分かりやすくしたい」といったご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。お見積もりは無料で承っています。当社施工に起因する不具合や施工後間もない手直しについては、個別にご相談を承ります。
お電話でのご相談は 045-301-3949(平日9:00〜17:00)、メールでのお問い合わせは無料見積もり・お問い合わせフォームから24時間受け付けています。まずはお気軽にご連絡ください。
監修:駐車場舗装工事PRO 代表取締役 阿部幸一(神奈川県知事許可(般-6)第75223号)。創業25年、公共の道路舗装から個人宅の駐車場まで手がける舗装のプロフェッショナル。